ディーリング部に必ずあるものというのが、ロイター社が提供する チャートや相場分析ソフトであります。
これは指標の発表やニュース、要人のコメントがリアルタイムで 情報スクリーンに飛び込んできたり、株価や金利、為替レートなども リアルタイムで時々刻々と入ってくる(すぐれもの?)である。
ディーラーのほぼ100%がロイターのソフトが入ったコンピューターの画面をみています。 そして、チャートを見ながら一喜一憂しているのであります。
ロイター画面のない個人投資家は プロよりも早く情報を入手することはできないのでしょうか? 答えはYESになるでしょうが、ここから興味深い話をすることができます。
まず、ロイター社ですが情報はあくまで「サービス」の一環であります。
22:30:00に発表の経済指標の結果を
22:30:00に配信する「義務」はないのです。
例えば、22:30:00にCPIの発表があったとします。
ロイター社は結果を22:30:03に配信しました。
ほとんどのプロは22:30:03に結果を知ることになります。
あなたがプロなら「よし!急いで相場を張ろう」と考えるかも知れませんが、
このたった3秒の間にも相場は動いてしまっているのです。
故に、ロイターを持っているプロであっても、 ファーストレスポンスは何者かに出し抜かれてしまうのです。
では、誰がファーストレスポンスを取ったのでしょうか? 「インサイダー」以外の何者でもないでしょう
話は戻りますが、ロイターのない個人投資家はどうすればいいのでしょうか? 個人投資家は、情報の早さという面では絶対にロイターのあるプロに負けてしまいます。
最近では、ロイターの情報を自社会員には 無料で発信している企業も多くなってきましたが その企業がロイター情報を加工して会員ツールに載せる過程で やはり、タイムラグが生じます。
情報の早さという面では個人投資家は絶対にプロには勝てません。
そこの所は謙虚に理解しておきましょう。 |