ディーリング部門に必ずあるルールブックがあります。
それはディール規程と言われるものです。
これは一言でいえば
会社がディーラー個人によって破滅的な損失を被る事を防ぐためのルールです。
1日の最大損失許容額
最大に保有できるポジションの量
ロールオーバーの禁止・・・・・・
数え上げれば書ききれないくらいの規程が存在します。
全てはディーラーの不正、隠蔽を防ぐためのものです。
実際、たった一人のディーラーによって
破産に追いやられた会社も過去に実在するくらいです。
このディーラーが悪いのか?
100%このディーラーは悪くはありません。
悪いのは「本当の意味」でのディーリングを理解していない会社
すなわち経営者サイドに問題があります。
「ディーラーはお金を稼ぐ機械ではなく、ただの人間である」
この本質を根本から理解していない経営者が
結構いるわけであります。
ディーラーも勝つ時は嬉しく、負ける時は苦しい。
人間は負けた自分の姿は他人には知られたくないものです。
「損失は隠したくなる」
これがごく一般的な人間の本性です。
それが分かっている会社はルールブックを作成するのです。
会社を守るために。そしてディーラー個人を守るために。
そのルールはかなり厳しいものですよ〜。
破ったらクビですから。 |